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無線通信
MCA無線は、東北・上越新幹線が開業したり世界初のCDプレーヤーがSONYから発売されたり日本経済が右肩上がりの年に生まれました。
この経済発展を背景に、より便利に・より広範囲に・より公平に通信するためのシステムとして開発されました。
近畿の事業主体は、昭和57年(1982)10月に発足し(財団法人 近畿移動無線センター)その年の12月13日から大阪制御局より電波が発射され運用開始となりました。
運用開始時の局数は指令局96局、移動局1800局、合計1896局からのスタートとなりました。
その後、近畿及び北陸地域一円に制御局を設置しエリアを拡大、更なるサービスの向上に貢献してきました。
近年の移動通信形態の変革は著しいものがあります。
特に公衆無線通信(携帯電話網)を利用したデバイス・アプリケーションが次々と開発されMCA無線に代わる通信手段として利用されております。
惜しまれながらMCA無線は、47年の歴史に幕を下ろし2027年5月(MCAアドバンス)・2029年5月(mcAccess e)をもちましてサービスを終了する事となりました。
今後は、LTE通信を利用したサービス(mcAccess e+/mcAccess e1)へと変わり引き続き新サービスをご利用いただけます。
MCA無線開局当時の紙面
一口に無線通信と言っても古代の狼煙とか手旗とかから、光・電磁波を使った現代の通信方法まで進化してきました。 ここでご案内する無線通信システムは、一般的に業務用途で使われる無線通信となります。 主に400MHz帯・800MHz帯+LTE回線を使った通信方式になります。 小エリアで使われるもの、広範囲に使うもの様々ですが大きく分けて3つのタイプを扱います。 小エリアで免許・許可不要なもの(特定小電力無線機) 小エリアより少し広範囲に通信できる免許・許可が必要なもの(簡易無線局・各種業務用無線局) 広範囲(全国エリア)に通信できる免許・許可が必要なもの(特定無線局) このような種別での対応となります。
指令局・基地局・固定局向けアンテナ
画像は800MHz帯用
移動局・特定無線局などの車載用アンテナ
画像は800MHz帯
車載用アンテナ
[画像左]400MHz帯・[画像右]800MHz帯
LTE型無線機・400MHz帯基地局アンテナ